ドラム ルーディメンツとは?練習方法・ドラムセットの応用

「ルーディメンツって、結局何?覚えたほうがいいの?」

そんな疑問を抱いている人も多いのではないでしょうか。今回はそんな方のために、ルーディメンツについて解説していきます。

この記事を読むことで、ルーディメンツの内容を理解するだけでなく、ドラムフレーズの引き出しを増やすきっかけにもなります。ぜひ、参考にしてみてください!

この記事では、ルーディメンツの内容からドラムセットへの応用フレーズまで解説していきます。

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ドラム(スネアドラム) ルーディメンツとは

そもそも「ルーディメンツ」とは、スネアドラム(小太鼓)の基本的な叩き方をまとめたものです。英語では、「rudiments = 基本、初歩」といった意味を指します。ドラムにおいては、もともとマーチング(行進しながら演奏するバンド)やドラムコー(マーチングの一種、金管楽器と打楽器での演奏)での演奏に使われる奏法です。

その叩き方は40種類あります。NARD(National Association of Rudimental Drummers)というドラマー協会が『Standard 26 American Drum Rudiments』という26種類のルーディメンツを定め、後にPAS(Percussive Arts Society)という協会が14種類を加え、現在に至ります。

マーチングなどに限らず、ドラムセットでの演奏にも、その叩き方は広く使われています。ルーディメンツを習得することで、演奏の幅が広がるだけでなく、スティックコントロールの安定にもつながり、日々の基礎練習としても有効的です。

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まず覚えるべきルーディメンツ

ルーディメンツは全部で40種類ありますが、基本となる5つの叩き方を身につけることで、その他の叩き方に応用がききます。

それでは、その5つの叩き方とコツを見ていきましょう。

▼シングルストローク

シングルストロークとは、スティックを一振りで一打する叩き方です。

▼ダブルストローク

ダブルストロークとは、スティックを一振りで二打する叩き方です。

ダブルストロークのコツや練習方法については、下記にて詳しく解説しています。

ダブルストロークのコツとは?2つのポイントと練習方法を解説!

▼パラディドル

パラディドルとは、シングルストロークとダブルストロークを合わせた叩き方です。

▼フラム

メインとなる音の直前に小さな音を入れる叩き方、少しずらしたタイミングで両手を一打ずつ叩くことで、鳴らすことができます。

▼ロール

左右交互にリバウンドをさせ、「ザー」と細かい音を鳴らす叩き方。例)ドラムロール

ドラムロールのやり方やコツについては、下記にて詳しく解説しています。

ドラムロールのやり方とは?2つのコツとおすすめの練習内容を解説!

細かく二打鳴らすので、ルーディメンツにおける「ドラッグ」の演奏に応用できます。

上記5つの叩き方を身に付けるだけでも、叩き方の幅は広がっていきます。続いては、ざっくりと40種類のルーディメンツを見ていきましょう。基本となる5つの叩き方が存分に活用されています!

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ルーディメンツ一覧(40種類の譜面・楽譜)

では、5つの基本となる叩き方を基準とした40種類のルーディメンツを下記動画にて、ご紹介いたします。

このように、40種類あるルーディメンツですが、メトロノームに合わせて、少しずつでも練習していくことでスティックコントロールの上達につながります。

続いて、そんなルーディメンツを練習だけで終わらすのではなく、実際にドラムセットで応用していきます!

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応用・練習方法(パラディドル・フラムなど)

それでは、最後にルーディメンツを実際にドラムセットに応用したフレーズをご紹介します!今回は、「シングルストロークフォー・シングルストロークセブン」、「ダブルストローク」、「フラム」、「ドラッグ」を使ったフレーズになります。

下記動画を参考に、是非実践してみてください。

このように、数多くあるルーディメンツの中でも、自分の得意なフレーズを決めて、ドラムセットに当てはめてみると、自分の引き出しが増えていきます!

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まとめ

いかがだったでしょうか?この記事では、ルーディメンツの内容からドラムセットへの応用フレーズまで解説してきました。

まとめると、以下のようになります。

・ルーディメンツとは、スネアドラムの基本的な叩き方であり、40種類ある。

・「シングルストローク」「ダブルストローク」「パラディドル」「フラム」「ロール」の基礎となる5つの叩き方をまず押さえることで、そのほかのルーディメンツに応用がきく。

・ゆっくりなところからメトロノームに合わせて、少しずつ40種類練習していく。

・紹介した応用フレーズをもとにドラムセットで練習してみることで、自分の引き出しが増える。

なれない手の動きもメトロノームに合わせて、叩いていくことで、徐々に身体に馴染んでいきます。ぜひ、ルーディメンツを少しずつ練習していきましょう!

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最後までお読みくださりありがとうございました!