「ドラムを始めたけれど、上手くなるにはどうすればいい??」「とにかくテクニックを身につければ大丈夫?」
そんな悩みを抱いてはいないでしょうか??もちろんテクニックがあるドラマーは、上手いドラマーといえますが、実はそれだけではありません。今回は、”上手い”ドラマーの3つの特徴をご紹介します。その特徴を理解し、日頃の練習やバンド活動で意識するだけで、”上手いドラマー”に近づいていきます。
この記事では、上手いドラマーの特徴について解説していきます。
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上手いドラマーの特徴
「ドラムが上手い!」と感じる人の特徴は、大きく3つあります。もちろんテクニックが豊富にある人はすごいですが、そのテクニックを持って、どう演奏するかが大切です。
バンドにおいては、他の楽器同様、ドラムも一人で演奏しているわけではありません。周りの人たちとどう一緒に演奏するかが楽曲をよりよいものにします。私自身、バンド活動を続けるにあたり、様々なドラマーを見て、”上手いドラマー”とはどういった特徴があるのか、その共通点にたどりつきました。
それでは、詳しくその特徴を見ていきましょう!
テンポキープができている
まずは、「テンポキープがきちんとできている」ということです。超絶テクニックを持っていても、ドラムの基本であるテンポキープ、いわゆる一定のテンポでフレーズを叩くことができなければ、ドラムとしては機能していません。
ドラムは、バンドの中で曲のリズムを担う立場です。その為、まずは「リズムが安定している」ことが第一条件です。その上で、難しいフレーズを叩いたとしても、テンポキープできているドラマーは、本当に上手いドラマーといえます。
激しいフレーズを叩くメタルドラマーや、繊細なフレーズを細かく入れるジャズドラマーは、叩きながらも、テンポがブレません。まさに、「上手いドラマー」と言えます。名ドラマーといわれる人は、難しいフレーズを練習するとともに、テンポがブレないようにも練習しています。
まずは、皆さんもメトロノームのテンポに合わせて、練習フレーズを叩いてみましょう!
メトロノームが手元にないという方は、スマートフォンのアプリで早速「メトロノーム 無料」と検索してみましょう!テンポキープがドラムが上手くなる第一歩です。
抜けの良い音を出せる
2つ目は、「抜けの良い音を出せる」ことです。
抜けの良いとは、周りのギターやベースの音に埋もれず、音が前にきちんと聞こえる音です。これは、大きな音をとにかく出せばよい、ということではありません。たとえ、小さな音を出す曲でも、きちんと聞こえる音を出せるドラマーがいます。
では、「抜けの良い音」とはどうすれば出せるのか。それは、スティックを振る時の「ムチの動き」と「リバウンドをキャッチする」動きで出すことができます。
「ムチの動き」とは、脱力した状態からスティックを持ち上げ、肩から腕、手首にかけて、波を起こすように振りおろす動作です。そして、リバウンドをキャッチする動きは、打面にスティックが当たったあと、”キュッ”とスティックを握る動作です。
下記記事で、詳しく動作について解説しています。
https://vibesreggae.com/snare.html
この2つの動作を使うことで、スティックの振りが速くなり、音が”スパーンッ”と抜けの良い音が出ます。下記動画で、一連の流れを確認してみましょう。
このように、周りの音に埋もれず「抜けの良い音を出すことが出来る」というのも、ドラムが上手い人の特徴です。
周りの演奏者を引き立たせることができる
そして、最後は「周りの演奏者を引き立たせる力があること」です。
ドラムという楽器は、バンドの中で曲のリズムを叩き、曲をリードしていく役割です。その為、いわばオーケストラの指揮者のような立場でもあります。
自分よがりに叩くのではなく、曲の雰囲気や展開を見て、「ギターソロ、なんだか盛り上がって来たから、ちょっとシンバルの音増やそう」「Bメロは、落ち着いた雰囲気だからあえて音量落とそう」など、曲の雰囲気や周りの演奏者をみて、楽曲がよりよくなるように、上手く流れを作っていきます。
この力がある人は、やはりバンド演奏において、必要とされる上手いドラマーです。
まず、自分の演奏をしっかり叩くことが大切ですが、少し周りの音や曲の雰囲気を見て「どう叩くのがよいかな?」とスタジオ前やライブ前に考えてみましょう。それに加え、より楽曲に合う自分の引き出し(フレーズ)を持っておく為にも、叩くジャンルに限らず、様々なジャンルの楽曲を聞いてみましょう!
このように、周りの演奏者を引き立たせる力をもつドラマーは、より優れた上手いドラマーと言えます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。この記事では、上手いドラマーの特徴について解説してきました。
まとめると以下のようになります。
・難しいフレーズも叩いてもリズムキープができている。まずは、メトロノームを使いながら基礎練習や、フレーズを練習する。
・抜けの良い音を出せること。ただ大きい音ではなく、前に響く音。「ムチの動き」と「リバウンドをキャッチする」ことを意識することで、抜けの良い音になる。
・周りの演奏者を引き立たせることができる。ドラムはいわばバンドの”指揮者”。楽曲の雰囲気や流れを見て、「どのように叩けば曲がより良くなるか」考えられるドラマーはより上手いドラマー。
今回ご紹介した特徴は、例え、凄いテクニックがなかったとしても、バンドの中で、重宝される”技術”です。3つの特徴を意識し、叩くことで必ず”上手いドラマー”へと上達していきます!
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最後までお読みくださり、ありがとうございました。