なぜドラムが必要?他の楽器と違う理由・その役割とは?

ドラムの役割

ドラムは、バンドにおいて「縁の下の力持ち」であり、曲の「土台」を作る楽器です。私自身、とてもやり甲斐のあるパートだと思い、日々叩いています!

ボーカルは、バンドの「顔」となる存在、ギターはメロディを奏でるバンドの「花形」、ベースは、ドラムと同じリズム隊として、ギターとドラムを上手く「繋ぎ合わせる重要な存在」です。

こう見ると、ドラムは裏方で、目立たない楽器なのでは…と感じるかもしれません。しかし、ベースと共に、ドラムは無ければ、バンドとして楽曲が成立しません。

そんなドラムには大きく3つの役割があります。1つずつ解説していきます。

曲のリズムを叩き、テンポをキープする

ドラムとして1番の役割は、「リズムを叩き、曲のテンポをキープすること」です。

演奏する曲には、8ビートや16ビートなどのリズムがあります。そのリズムをドラムが叩き、周りの楽器はそのリズムに合わせて演奏します。つまり、ドラムがリズムを叩くことで、初めてバンドとして一体感が生まれます。

また、ただリズムを叩くだけでなく、テンポを一定に刻むことで、周りは安心してドラムに身を委ね、演奏することができます。もし、テンポが明らかに速くなったり、遅くなったりしていては、楽器陣が互いに音を合わせることができません。ドラムがテンポキープすることで、より周りの演奏も安定し、聴いている人が聞きやすく、ノリやすい楽曲になります。

その為、バンドサウンドをより良くするために、テンポキープしながら、リズムを叩くというドラムの役割があります。

フィルインをいれる

2つ目は、「フィルインを入れる」ことです。ドラムが、楽曲に合わせた”最適なフィルイン”をいれることで、その曲をより素晴らしいものにします。

フィルインとは、曲の展開が変わるタイミングなどに入れるフレーズのことです。決して、「手数の多い難しいフィルインを叩けば曲がカッコよくなる!」ということではありません。

「え?こんな簡単なフィルインで?」という手数の少ないものでも、最適なことがあります。それは、フィルインの”叩く強さ”や”間の取り方”で、表現することができるからです。

また、フィルインを「おかず」と表現することがあります。これは、基本となるリズムのビートを主食の「白ごはん」として、フィルインはそれに合わせる「おかず」として例えています。バンドでスタジオをに入った時などに、メンバーから言われることがあります。

8ビートなどの、曲の基準となるリズムを叩くだけでなく、この「フィルイン」を上手く使うことが曲をより魅力的にするドラムの役割です。

曲全体の流れを指揮する

3つ目は、「曲全体の流れを指揮する」役割です。オーケストラなどで、指揮者が演奏者の前に立ち、曲を指揮する姿を見たことがあると思います。バンドでその役割を担うのが、ドラムです。

リズムとフィルインで、曲の雰囲気づくりをしていく役割がドラムのため、その音一つで、自由に曲の流れを決めることできます。しかし、あくまで「指揮者」のため、自分勝手ではいけません。

「ここはギターソロだから、ギターが輝くように音を少し落として叩こう!」「最後のアウトロは盛り上げたいから、シンバルを多めにフィルインを入れよう!」など、曲全体を通しての流れを考えて叩くことがとても大事です。

つまり、ドラマーとして目指すところは、「自ら出るところは出て、引くところは引き、周りが心地よく演奏できるよう、曲をリードしていくこと」です。

しかし、これはかなりレベルの高い話です(笑)私自身も、まだまだ探求中です。様々なバンドで叩く中で、1つ1つに色があり、曲の流れがあるため、いかに自分が”指揮者”としてそこで役割を果たせるか、日々考えています。

このように、曲全体の流れを上手くリードし、指揮していくというのもドラムの大切な役割です。

ただ、決して難しく考える必要はありません。曲の流れは、ドラムを叩く中で、徐々に判断の見極めがつき、わかるようになってきます。まずは、リズムを叩く楽しさを感じながら、たくさんドラムを叩いてきましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、大きく3つあるドラムの役割について解説してきました。まとめると、以下のようになります。

・曲のリズムを叩き、テンポをキープすることで、周りが安心して演奏し、聞き手が聞きやすい環境を作る役割。

・リズムだけでなく、フィルイン(おかず)をいれることで、より曲を魅力的にする役割。

・バンドの「指揮者」として、曲全体の流れを上手くリードしていく役割。

ギターやベース、キーボードといったメロディ楽器にはない、魅力がドラムにはあります。ぜひ、今回ご紹介したドラムの役割を頭にいれつつ、「ドラムならではの楽しさ」を感じて叩いていきましょう!

最後まで、お読み下さりありがとうございました。