「タムって、結局いつ使うの?」「違いや使い方は?」
そんな疑問を抱いてはいないでしょうか?タムと一言でいっても種類があります。違いと使い方を押さえることで、タムを使った演奏がより豊かになっていきます。
この記事では、タムについて種類と違い、使い方について解説していきます。
→【期間限定】あなたのドラム技術を飛躍的に向上させる全9回の「無料動画レッスン」を受け取る
タムとは?種類は?サイズ(インチ)は?
タムとは、ドラムセットにおいて、「ハイタム」「ロータム」「フロアタム」を指します。主に曲の雰囲気が変わるタイミングで叩く「フィルイン」の際に使用します。
※「フィルイン」については、下記の記事で詳しく解説しています。
https://vibesreggae.com/fillin.html
フィルイン以外でも、ハイハットの代わりにフロアタムで8ビートを刻むこともあります。ただ、そこまで使用頻度として多いわけではない分、フィルインで使った時の、アクセントとしての効果は高いです。
それでは、実際に「ハイタム」「ロータム」「フロアタム」はどういった楽器なのか、詳しく見ていきましょう!
→無料:あなたのドラム技術を飛躍的に向上させる全9回の「動画レッスン」を受け取る
タムタム
「ハイタム」「ロータム」を合わせて、「タムタム」もしくは「トムトム」と呼びます。
画像の通り、叩く打面であるヘッドの口径が小さく、音の高い方が「ハイタム」、口径が大きく音の低い方が「ロータム」になります。ヘッドの直径である口径の大きさは、主に8~16インチ(約20.3cm~40.6cm)です。
ドラムセットによっては、タムの数を増やしハイタムとロータムの中間の音の高さである「ミッドタム」を設置したり、4つ以上タムをセットするアーティストもいます。
音楽スタジオやライブハウスの多くのドラムセットが、バスドラムの上にタムタムが設置されています。バスドラムからスタンドが伸びており、ハイタム、ロータムの取り外しが自由にできます。その為、ドラマーによっては、ロータムを取り外し、ハイタムだけのセットにして演奏したり、「タムタム自体取り付けない」という方もいたりします。。私自身は、ハイタムだけのセットでよく演奏しています。
ハイタムだけのセットを「1(ワン)タム」、ハイタム・ロータムどちらもあるセットを「2(ツー)タム」、ミッドタムを入れた3つだと「3(スリー)タム」などと表現します。
→無料:あなたのドラム技術を飛躍的に向上させる全9回の「動画レッスン」を受け取る
フロアタム
「フロアタム」は、スネアドラムの右に置かれている、バスドラムの次に大きいドラムです。口径も主に14~18インチ(約35.5~45.7cm)と、ハイタムやロータムよりも大きく、音も低いです。
フィルインでの使用はもちろん、ハイハットの代わりに8ビートを叩くなど、リズムを刻む時にも叩くことが多いです。
「レッグ」といわれる自立するスタンドがついており、移動自由のため、左利きのドラマーで、ハイハットの左に置いて演奏する方もいます。また、タムタム同様に、口径の違うフロアタムを2つ並べて、「ツーフロア」で演奏するアーティストもいます。
【タムタム、フロアタム】
→無料:あなたのドラム技術を飛躍的に向上させる全9回の「動画レッスン」を受け取る
タムの音色
タムタム、そしてフロアタムは、ドラムセットにおいて、より「原始的な太鼓」の音です。
というのも、響き線(スナッピー)をつけ、「ザーーーー」という残響音が鳴るスネアドラムや、毛布などを中に入れ、こもった音にミュートして鳴らすバスドラムに比べると、そういった加工をしていないものがタム類になります。
その為、タムだけで音を鳴らすと、どこかアフリカンな雰囲気が出ます。そんな音色に思わず、自然と体が揺れてしまいます(笑)
【タムの音色】
このように、太鼓本来の原始的な音をもつタムを使うことで、よりドラムの音色の幅が広がり、聴く人を魅了する演奏につながります。
→無料:あなたのドラム技術を飛躍的に向上させる全9回の「動画レッスン」を受け取る
まとめ
この記事では、タムについて種類と違い、使い方について解説してきました。いかがでしたでしょうか。
まとめると、以下のようになります。
・タムは、「ハイタム」「ロータム」「フロアタム」を指し、主にフィルイン時に使用する。
・ハイタム、ロータムを合わせて「タムタム」と言い、バスドラムの上に設置されていることが多く、取り外し「1タム」で演奏することもできる。
・「フロアタム」は「レッグ」によって自立しており、移動可能、またハイハットの代わりに8ビートを奏でるなど、リズムを刻むときにも使用する。
・タムは、ドラムセットの中でもより「原始的な太鼓の音色」であり、フィルイン時に使用することで、よりドラム演奏の幅を広げることができる。
今回ご紹介した「タム」の違いや使い方を押さえ、少しでも取り入れていくことで、自分の演奏がより豊かになっていきます!
ドラムを“最短距離”で上達するための『基礎力』について、「無料動画レッスン」で解説しています。以下のリンクから、ぜひお受け取りください。
→無料:あなたのドラム技術を飛躍的に向上させる全9回の「動画レッスン」を受け取る
最後まで、お読み下さりありがとうございました。