「ドラム3点セットとよく聞くけど、何のこと?」「なぜそう呼ばれてるの?」
そんなことを疑問に思っている人は多いのではないでしょうか?3点セットは、ドラムセットの中でも重要な部分です。3点セットについて、きちんと理解を深めることで、ドラムセット全体の演奏力も上がっていきます!
この記事では、ドラム3点セットについて、演奏のコツも含めて、解説していきます。
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ドラム 3点セットとは
ドラムで「3点」とは、「ハイハット」「スネアドラム」「バスドラム」の3つのセットを指します。
3点とよく言われるのは、右手を「ハイハット」、左手を「スネアドラム」、右足を「バスドラム」に構える基本の位置であり、ドラムセットで、一番多く叩く場所であるためです。
ライブのリハーサルで、ドラムの音響チェックをする際、「ドラム3点で、音ください」とPAさんから、言われることがあり、ドラムの音作りの基本でもあります。
この3点だけしか使わずとも、幅広い表現力を出せるようになると、おのずとドラムセット全体の演奏力も向上していきます。
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3点のみで表現力を高める
それでは、どのようにすれば、3点の表現力を上げることができるのか。今回は、16ビートを例に、その方法を3つ解説していきます。
ダブルストロークを使う
1つ目は、3点にそれぞれ「ダブルストローク」を入れると、表現力の幅がグッと上がります。
ダブルストロークとは、スティック一振りで、二打する奏法のことです。ダブルストロークを使っていくことで、シングルストロークよりも、ビートを刻む音が細かくなり、よりノリが出やすくなります。
下記記事にて、ダブルストロークのやり方、コツについて解説しております。
→ダブルストロークのコツとは?2つのポイントと練習方法を解説!
特に、16ビートにおいて、リズムを多く刻むハイハットにダブルストロークを入れると効果抜群です。
また、同じようにキックペダルでも、二連打する「ダブルキック」を使うと良いです。
ダブルキックについては、下記記事にて詳しく解説しております。
→ペダルを踏む時の2つのポイントとは?ダブルキックのコツを解説
実際に、ダブルストローク、ダブルキックを使った演奏例を下記動画にて確認してみましょう!
このように、シングルストロークとダブルストローク・ダブルキックを組み合わせることで、より細かなノリが生まれ、表現力の幅が広がります。
“間”を上手く使う
2つ目は、“間”を上手く使うことです。
通常の16ビートにおいて、「あえて叩かない時間」である“間”を入れることで、雰囲気を変え新たなノリが生まれます。
下記、実演動画で確認してみましょう!
このように、“間”を作る場所は明確に決まっているわけではありませんが、「スネアドラムを叩く前に」大きく“間”を作ると、ノリが出やすいです。
3点のコンビネーション
最後は、3点のコンビネーションです。
3点を合わせて叩くフレーズを入れることで、ビートの中にも変化が生まれます。今回は、「RLK(右手 左手 足)」「RLKK(右手 左手 足 足)」のコンビネーションを例に説明します。
実際の動画を見てみましょう!
このように、16ビートを叩く中にも、3点のコンビネーションを入れることで、小さなフィルインが入り、印象を変えることができます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ドラム3点セットについて、演奏のコツも含めて、解説してきました。まとめると、以下になります。
・3点とは、「ハイハット」「スネアドラム」「バスドラム」を指し、ドラムセットの中でも基本となる。
・「ダブルストローク」「間」「3点のコンビネーション」を取り入れることで、3点セットの演奏幅が上がる。
・右手をハイハットからライドシンバルやフロアタムなどに変えても応用できる。
3点セットでの演奏力を大事に、スキルを磨いていくことで、16ビートや8ビートなど、シンプルなリズムにもよりノリが生まれ、聞き手を魅了てわかるようになります!
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最後まで、お読みくださりありがとうございました。