「ドラムを始めたいけれど、具体的に何から揃えればいいの?費用はどれぐらいかかるの?」と心配される方は多くいるのではないでしょうか。特に、独学で始める方は悩まれると思います。
しかし、最低限3つのものを揃えるだけで、今すぐにでもドラムを始めることができます!さらに、今後ドラムを演奏していく上で、非常に役に立つアイテムも解説します。
それぞれ揃える際に、注目すべき商品特徴をお伝えします。その点に注意することで、スムーズに準備することができるでしょう。
この記事では、ドラム初心者が最初に揃えるべき必要なものをご紹介します。
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ドラム初心者・独学で始める人が揃えるべき必要なもの
ドラムを始める際は、まず「スティック」「練習パッド」「メトロノーム」の3点を揃えましょう。
3点が揃うだけで、十分自分で練習し、上達することができます!
私自身も日々、練習する際はこの3点を使い取り組んでいます。実際のドラムセットを使い、練習することもありますが、自宅ではメトロノームのテンポにあわせて練習パッドを叩いています。
YouTubeなどのドラム練習動画を見ても、練習パッドを使って、練習方法を挙げている方が多くいらっしゃいます。
そのため、まずはじめは、「スティック」「練習パッド」「メトロノーム」を準備しましょう。それぞれについて、ここから詳しく解説していきます。
ドラム初心者におすすめのスティック
「さぁ、ドラムをはじめるぞ!」と思い立った時、揃えるものとして真っ先に浮かぶのが、ドラムを叩く「スティック」ではないでしょうか。
ただ、スティックといっても様々な種類があります。その中で、初心者の方におすすめのスティック特徴を、ご紹介します。
・サイズが「5A」または「14mm~14.5mm」のもの
・素材が「ヒッコリー」のもの
・値段は1,000円~1,500円前後のもの
上記特徴のスティックを選ぶと良いです。
理由としては、「5A」または「14mm~14.5mm」は握りやすい大きさであり、「ヒッコリー」といわれる木の素材は、ほどよい硬さだからです。そのため、初心者の方でも扱いやすいです。
また、安すぎるものだと先端のチップがすぐ削れたり、スティック自体がすぐ折れてしまったりします。そのため、1,000円~1,500円前後のものを選ぶのがおすすめです。
私も、長いこと14mmのヒッコリー素材のものを愛用しています。一時期、サイズが違うものや違う材質のスティックを試してみたこともありましたが、最終的にご紹介した特徴のものに落ち着きました。
そのため、初心者の方にはもちろんおすすめではありますが、経歴問わず使いやすいタイプのスティックといえます。
現在ネットショッピングサイトなどで、定価より安くスティックを購入することができます。ただ、最初は可能であれば楽器店に足を運ぶことをおすすめします。実際に触ったり、店員さんに直接話を聞いてみたりして購入してみてください。
練習パッド
スティックの次は、自宅で練習できるよう練習パッドを用意しましょう。
ドラムは叩いた時の跳ね返り、いわゆるリバウンドが、演奏するうえで非常に重要です。そのため、練習パッドできちんとリバウンドを感じながら練習するのが上達への第一歩です。
「自宅にあるものでも、代わりがきくのではないか?」と思われるかもしれません。私も、昔はまくらを叩いたり、週刊少年ジャンプをガムテープでぐるぐる巻きにして、叩いていたり(笑)していたことがありました。
しかし、もともとドラムの練習に使うものではないですし、うまくリバウンドしないこともあり、ドラムを始める方にとっては最適とはいえません。
パッドの種類としては、ゴム製のものが一般的です。ただ、練習パッドといっても叩くと意外と音量がでます。そのため、自宅であまり音が出せないという方は、消音パッドやメッシュ状のタイプがおすすめです。
スティックと違って、練習パッドはどのようなタイプを使ってもよいでしょう。ただ、パッド単体だけでなく、スタンドも付いている自立式のものだと、叩くときに安定するためおすすめです。相場としては、3,000円ほどから購入できるものが多いです。
ぜひ、楽器店やネットサイトを見ながら、練習パッドを用意しましょう。
メトロノーム
スティックと練習パッドがあれば、練習はできます。ですが、もう1点用意しておくと効率的に上達できるものがあります。それが、メトロノームです。
メトロノームとは、一定のテンポでリズムを刻む、練習用の音楽用具です。音楽の授業などで目にしたり、聞いたりしたことがあるかもしれませんね。
現在では、スマートフォンなどの無料アプリで簡単に入手することができます。もちろん、すでに手元に実物を持っているという方は、そちらを使っていただいても全く問題ありません。
メトロノームを用意する理由としては、「きちんと一定のテンポにあわせて叩くことで、安定した演奏ができるようになる」ということが挙げられます。
ドラム以外の楽器を含めたバンド形式の演奏では、ドラムが曲のテンポをキープしていく役割です。ドラムが意図せずに、急に速くなったり、遅くなったりすると他の楽器演奏者は、うまく演奏できなくなってしまいます。そのため、きちんとテンポキープできるようになる必要があります。
私自身、メトロノームを使わず、ただただ練習パッドを叩いて練習していた時がありました。しかし、そんな時はたいがい、バンド仲間とスタジオに入ると、周りがやりづらそうに演奏していたり、自分でも「なんだか演奏が安定しないな」と感じたりしていました。
華やかな演奏も、テンポを感じて練習するところからです。早速メトロノームを用意しましょう!
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あるとドラム演奏に役立つもの
スティック、練習パッド、メトロノームと揃えれば、今すぐにでも練習はスタートできます!ですが、もういくつか持っておくと今後非常に役に立つものを最後にご紹介します。
ドラムを始める以上、練習パッドで終わることなく、本物のドラムを叩きたいですよね!実際にドラムを叩くときや、上達するうえであると便利なものを、ここからはお伝えしていきます。
チューニングキー
チューニングキーを1つは持っておきましょう。
チューニングキーとは、T字をしたもので、スネアドラムなどのふちにあるボルト、緩めたり締めたりして、音を調整するものです。また、バスドラムを鳴らすために踏むキックペダルを調節するときにも使用することが多いです。
練習のため音楽スタジオに入ると、ドラムセットの近くに置いてあることもあります。しかし、置いていないスタジオもあるためご自身で1つ持っておくことをおすすめします。
様々な種類がありますが、取っ手の部分があまり薄くなく、厚いものが良いです。
というのも、てこの原理でボルトを調整するため、厚いもののほうがあまり力を使わず簡単に回せるからです。基準としては、ボルトを差し込む穴の幅と、同じぐらいの厚さの取っ手がついているものであれば、良いでしょう。
1,000円未満で買うことができるため、マイチューニングキーをぜひ持っておきましょう。
スティックケース
次にスティックケースです。
スティックも、ドラムを叩くための大切な楽器の一部といえます。ギターがギターケースに入れて運ぶように、スティックも持ち運ぶ際や、保護という面で、あると良いです。
また、自分のスティックケースを持つと、どこか「自分もドラマーになった!」という気持ちになります(笑)形から入るというのも大切です。
私も、楽器店で初めて自分のスティックケースを購入した時、なんだか自分も少し様になった気がしました。「ドラマーの仲間入りになった!」と嬉しさが込み上げてきたのを覚えています。
そこから、そのケースを長いこと使用しています。スティックだけでなく、チューニングキーを入れられる小さなポケット付きだったり、演奏中にすぐスティックを取り出せるよう、フロアタムのボルトにフックをひっかけて使用できたりします。
そういった面でも、非常に重宝しているアイテムです。様々なデザインがあり、自分の好みの見た目を探すのも楽しみの1つです。探す際は、演奏する際に便利な、フロアタムのボルトにひっかけられるフックがついたものをおすすめします。
5,000円以下で買えるものが多く、あまり高くないもので構いません。皆さんもぜひ自分のケースを持ちましょう!
スローン
最後はスローンをご紹介します。
スローンとは、ドラム演奏に使われる丸椅子のことです。高さが調整でき、座る箇所がクッション性のため、長時間座っていても腰の負担が少ないです。
必ず必要というわけではありません。ただ、自宅の練習に使うちょうど良い椅子がない方や、硬い椅子しかないという方にはあると便利でしょう。
私も、電子ドラムを購入した際のスローンを使っています。あまり高価なものでなくても、十分練習用として使えます。相場としては、5,000円前後で購入できます。
気になる方は、一度楽器店やネットで調べてみると良いでしょう。
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まとめ
ここまで、ドラム初心者がまず最初に揃えるべき必要なものを解説してきました。
・「スティック」「練習パッド」「メトロノーム」の3点を揃えれば今すぐにでも練習がスタートできる
・今後ドラムを演奏していく上で、「チューニングキー」「スティックケース」「スローン」があると、何かと役に立つ
今回は初心者の方にとって使いやすい商品特徴をお伝えしました。記事でご紹介したものを全て揃えるとしても、10,000円前後で用意できます。必要最低限の「スティック」「練習パッド」「メトロノーム」だけでも、5,000円ほどで揃えられます。
ぜひ商品特徴や値段を参考にしていただくことで、スムーズに準備することができるでしょう。
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最後までお読みくださり、ありがとうございました。