「ドラムを始めたいけれど、独学でも大丈夫?それともレッスンを習ったほうがいい?」
そんなを疑問を初心者の方は、抱いてはいないでしょうか。独学とレッスンを習う場合には、メリットと、3つの注意すべきデメリットがそれぞれあります。
両方を把握しておくことで、自分の性格や生活スタイルにあった、練習方法・練習環境が得られます。さらに、余計な時間やお金をかけずに上達することにもつながります。
この記事では、ドラムを独学で行う場合と、習う場合のメリット・デメリットをご紹介します。
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もくじ
ドラムを独学で始めるメリット
独学のメリットは大きく3つあります。
レッスンを受ける場合とは違う利点があるため、1つずつ解説していきます。独学では、どれぐらいの費用から始められるかについても記載しているため、ぜひ参考にしてみてください!
それでは、ひとつずつ独学のメリットをご紹介していきます。
好きな時間に練習できる
独学は空いている時間や、好きな時間に練習できます。
レッスンとなると「毎週◯曜日の◯時〜◯時」というように、教室の都合と自分の都合を合わせることになります。その為には、決まった時間が必要になってきます。
しかし、独学であれば、そういった時間というのは自分で決めることができます。
現在、私も自分で日々やることを決め、練習しています。忙しい日も、隙間時間を見つけて、1日5分だけでも取り組むことで上達していきます。
独学は、好きな時間に自分に合った進め方で、無理なく取り組むことができます。
レッスン代がかからない
独学で練習する場合、最低限必要なスティック代だけで始めることができます。
スティックは、1,000円~1,500円前後できちんとしたものを購入できます。また、音楽スタジオに入って練習する場合でも、1時間500円~1,000円ほどの料金でスタジオを借りることができます。レッスン代に比べると安くすみます。
私がレッスンを受けていた時は、月4回の教室で8,000円ほどでした。毎週スタジオに入って1時間練習するとしても、独学のほうが安いです。
独学は、レッスン代がかからないということを考えると、かなりコストを抑えることができます。
自分のペースで学習を進められる
独学でも、教材を購入して自分で進めたり、ネットサイトやYouTubeの動画を見たりして、練習することができます。
ネットやYouTubeでも、現在はかなり細かく練習方法が載っているため、自分のペースで無理なく、取り組めます。私自身、気になるフレーズやわからないことがあれば、YouTubeでドラム動画を検索し練習しています。
また、何度も見返すことができるため、わからないところやできないフレーズは、繰り返し取り組むことができます。
独学では、ドラム教材をはじめ、ネットサイトやYouTubeで繰り返し確認して、自分のペースで取り組むことができます。
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ドラムを独学で練習するときのデメリット
続いては、独学の注意すべき3つのデメリットをご紹介します。
独学はメリットも多いですが、自分で練習を進めるからこそ起きるデメリットもあります。長くドラムを続けていくためにも、気を付けたいポイントです。
それでは、初心者だからこそ、注意すべき点を説明していきます。
練習が続きにくい
独学は、基本自分1人で練習するため、モチベーションが上がりにくく、練習が続きにくいです。
定期的に通うレッスンとは違い、独学は自分で練習時間を決めて取り組みます。それは、利点でもありますが、時にはその日の気持ちの浮き沈みで「疲れたから、今日は練習やめよう。」となりかねません。
「今日は、授業疲れたな、部活行くのしんどいな。」
と学生時代感じていた人はいませんか?私は毎日感じていました(笑)
しかし、そんな自分都合で部活を休むことも当然できず、しぶしぶ毎日部活に取り組んでいました。
教室に通う、ということであれば部活動のように、ある程度強制力が働きます。少し疲れていても、眠くても、お金を払っている分「頑張って通おう」となります。
しかし、自分で時間やペースを決める独学は、強制力が弱く、モチベーションが上がりにくいです。
ただ、そういった独学でも続ける方法があります。それは、「練習を毎日の習慣にしてしまう」ということです。
皆さんは毎日歯を磨きますよね。
小さい頃、慣れるまでお父さん、お母さんに歯を磨いてもらっていませんでしたか?それも、磨かれてるこっち側は、なんだか「めんどくさいなぁ」と感じていた記憶はなかったでしょうか?
ところが、気が付けばいつの間にか自分で歯を磨くようになります。そして、今では磨かないとなんだか「口の中が気持ち悪くて、気が済まないな」と感じるようになっていませんか?
ドラムの練習も「しないと、気が済まない」と感じるようになれば、まさに習慣となり、毎日行うようになります。習慣を作るコツとしては、「〇〇の後、もしくは〇〇の前に練習する」と決めることです。
歯磨きも「朝食の後」「寝る前に磨く」など、生活の中で、行うタイミングが決まってはいませんか?ドラムの練習もそうした、タイミングを決めてしまいます。そうやって続けることで、生活の一部となり、習慣となっていきます。
疑問点をすぐに解決しづらい
レッスンに通っていれば、質問したいことも直接先生に聞くことができます。しかし、独学だと自分の悩みを直接相談する相手がいません。
現在は、教本やネットの練習動画など情報が多く存在しています。しかし、参考になるものが多い分、どれを頼りにしていいのか悩んでしまうことがあります。
「こっちの人はこういう叩き方をおすすめしているけれど、こっちの人は違う叩き方だな。」と初心者の人であれば、迷ってしまうケースがあります。そういったときに、近くに話ができる人がいれば別ですが、独学で始めたばかりだと相談相手がいない、ということが多いです。
そのため、独学だとすぐに分からない点や上手くできない点を、すぐ解決しづらい、ということがいえます。
この悩みを解決する方法としては、「無料のドラム体験教室に参加してみる」または、「SNSやネットで同じことで悩んでいる人とつながる」などがあります。
百聞は一見に如かずと言いますが、無料であれば体験教室に参加してみるのは、かなりおすすめです。実際に人と一緒に叩いてみることで、客観的な意見をもらえたり、新たな発見があったりします。
また、自分の悩みをネット検索してみると、同じようなことで悩んでいる人が質問しているネットサイトが出てくることが多いです。可能であれば、調べて終わりではなく、そういった同じ境遇の人とSNSなどで繋がっておくと良いです。情報を交換することができ、お互いにスキルアップすることに繋がります。
独学であっても、「他の人からアドバイスをもらえる機会」はあります。ぜひ、体験教室への参加や、SNS・ネットで同じように悩んでいる人と、繋がることも悩みを解決する方法の1つです。
基礎が固めづらい
独学だと、基礎が固めづらいです。
1つ前の話とも関係してきますが、1人で練習していると他人から客観的に叩き方を見てもらう、ということが少ないです。自分では良いなと思っていても、周りから見ると変なフォームで叩いている、ということがあります。
気づかぬうちに変な癖がついてしまい、基礎が固めづらいということが言えます。
自分で行える最善策としては、「鏡を見ながら叩く」「動画で自分のフォームを録って確かめている」といったことがあります。「ちゃんと叩いている!」と思っていても、左手だけ力が入っていたり、足を動かしたときに、上半身がブレてしまっていたり、ということがあります。
私自身も、LIVEの映像や練習動画を見返して、叩き方や姿勢などを確認し、よく反省しています(笑)
また、前述した通りですが、一度無料のドラム体験レッスンに参加してみるのをおすすめします。1回参加するだけでも、自分の考えの視野が広がり、客観的な意見をもらうことができます。
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ドラムを習うメリット
続いて、ドラム教室などでレッスンを受けるメリットをご紹介します。
ドラムを習う場合、独学で進める場合と違う利点があります。私も一時期レッスンを受けていたため、その時のことも踏まえ解説していきます。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
自分にあった的確なアドバイスが得られる
ドラムを習う場合、的確な指導をしてもらえます。
自分の叩き方を先生に見てもらえるため、自分に足りないところや、もっと良くなる点を教えてもらえます。
私がドラム教室に通っていた時も、「もう少し、バスドラムを踏むタイミングを速くしてみよう」など、更に良くなるアドバイスをしてくれました。
結果、自分も成長することができたと感謝しています。
その為、ドラムを習う場合は的確なアドバイスを得られる、というメリットがあります。
モチベーションが下がりにくい
ドラムを習う場合、練習へのモチベーションは下がりにくいです。
というのも、教室などで分からない点を指導してもらうだけでなく、上手くできた時などにきちんと褒めてもらえるからです。また、集団の教室では、周りの生徒から刺激をもらい、「自分も頑張ろう!」とモチベーションに繋がります。
私が通っていたドラム教室は、3,4人のグループレッスンでした。その為、自分より先に始めている生徒から刺激を受け、こっそり家に帰ってから練習してみる、そういったことが度々ありました。
また、上手く叩けたフレーズや、意識せず上手に叩けたプレーを、先生から細かくフィードバックをもらうことができ、上達に繋がりました。
人と一緒に叩くという点で、ドラムを習うとモチベーションが下がりにくいです。
苦手な練習にも向き合える
レッスンを受けることで、苦手な分野の練習にも取り組む機会になります。
1人だけで練習していると、どうしても自分の得意な分野だけ取り組みがちです。
しかし、レッスンの場では、人の目があるからこそ、いい意味で練習に取り組む強制力が働きます。その為、あまり得意でない、うまく出来ない練習にも向き合うことができます。
ドラム教室に通ってしばらく経った頃、「8ビートは段々慣れてきたけど、16ビートがどうも苦手だな」と感じる時期がありました。8ビートの倍、右手を動かす16ビートの練習は、上手くいかず苦労していました。しかし、あの時きちんと苦手な練習にも、繰り返し取り組んだからこそ、自然と16ビートや速いビートが叩けるようになりました。
人間必ず、得意不得意があります。しかし、不得意な分野にもチャレンジした先に、大きな成長があります。ドラムを習うことで、苦手な分野にも取り組み、成長につなげることができます。
自分の知らない知識を得ることができる
ドラムを習うことは、新たな知識を得る機会になります。
レッスンは、人との交流でもあり、自分の知らない知識が共有される場でもあるからです。
人は、興味があるものはよく調べますが、興味がないものはあまり調べようとしません。私自身も、ドラムを習うまでは、洋楽はほとんど聞きませんでした。当時、子ども時代ということもありましたが、アニメの主題歌や学校で流行っている曲しか聴いていませんでした。
しかし、ドラム教室で練習曲として叩くのは、洋楽ばかり。気づけば、歌詞はわからないけれど、洋楽のメロディや雰囲気に、強い興味を抱くようになっていました。
結果そのことが、音楽の知識と共に、さまざまな曲をコピーし、ドラムを上達させるきっかけになりました。
ドラムを習うことで、自分の知らない世界に触れることができます。
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レッスンを習うデメリット
最後に、ドラムを習う時の注意すべき3つのデメリットをお伝えします。
人から教えてもらえる、という大きな利点とともに、デメリットもあります。これから、ドラムを習おうか迷われるてる方は、ぜひ参考にしてください。
レッスン代がかかる
ドラムを習う場合は、どうしてもレッスン代がかかってきます。
独学であれば、最初はスティック代や練習パッドだけの値段で始められます。しかし、ドラムを習う場合は、人から教えてもらうというメリットの代わりに、レッスンの支払いがあります。
私が習っていた教室は、月4回のレッスンで月々約8,000円ほどでした。決して安い値段ではありません。しかし、そのお金を支払うだけの価値はありました。
また、教室によっては無料の体験レッスンをやっているところが多いです。一度参加してみて、雰囲気や続けられるかどうかを確認してみるのもおすすめです。
教室によって値段は様々です。お金はかかりますが、自分にあったレッスンを見つけることができれば、必ず自分の成長につながります。
決まった時間が取られてしまう
ドラムを習う場合、決まった時間を取られてしまいます。
習うとなると、多くの場合教室に通うことが多いです。そうすると、教室側の時間に合わせて、レッスン時間が決まるため、生活の中で固定の時間を取られることになります。
週1回の練習であれば、毎週この曜日のこの時間帯はレッスン、ということになります。私自身も、毎週同じ時間帯に通っていたため、自分の予定を教室に合わせていました。
独学では、もちろん練習時間を自分で決められます。自分の都合の良い時間帯に練習できる為、教室に通うことはなく融通がききます。
しかし、レッスンを習う場合はそうはいきません。決まった時間を取られてしまう、というデメリットがあります。
講師との相性
ドラムを教わる場合、講師との相性がデメリットになることがあります。
というのも、ドラムレッスンは人と人とのやりとりです。相手も人間であるため、性格が合う、合わないということが起きます。
ただ、教室の先生も生徒を教えることを仕事にしています。それなりにコミュニケーションや教え方に問題があることは少ないです。
しかし、そうは言っても、どうしても性格が合わない、ということも可能性としてはあります。その場合、習い始めてからでは、続けるのがつらくなってしまいます。事前に人柄などを見る上でも、体験レッスンがオススメです。
尊敬できる講師のもとで、習うことができれば、自分のモチベーションも高まり、技術の上達も速くなります。是非、講師との相性というのも、意識してみてください。
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まとめ
この記事では、ドラムを独学で行う場合と、レッスン習う場合のメリット・デメリットを解説してきました。まとめると、次のようになります。
・独学のメリットは、「好きな時間に練習できる」「レッスン代がかからない」「自分のペースで取り組める」
・独学のデメリットは、「練習が続きにくい」「疑問点をすぐ解決しづらい」「基礎が固めづらい」
・習うメリットは、「的確なアドバイスが得られる」「モチベーションが下がりにくい」「苦手な練習にも取り組める」「知らない知識を得られる」
・習うデメリットは、「レッスン代がかかる」「決まった時間を取られる」「講師との相性」
今回紹介したメリット・デメリットをきちんと把握することで、自分の性格や生活スタイルにあった、よりよい練習方法・練習環境が得られます。是非、参考にしてみてください。
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最後まで、お読みくださりありがとうございました。